暑かった夏が過ぎ、朝晩の空気に少しずつ涼しさを感じるようになると、城崎温泉にも秋が訪れます。
山々の木々が少しずつ色づき、温泉街を歩く風も心地よくなる季節。
温泉に浸かることはもちろん、ゆかたでまちを歩いたり、少し足を延ばして色づく山を眺めたり。
秋の城崎温泉には、急いで観光地を巡るのではなく、季節の移ろいを感じながらゆっくりと過ごしたくなる時間があります。
01|山々が少しずつ色づく、城崎の秋
城崎温泉は、温泉街のすぐそばまで山々が迫る、自然に囲まれた温泉地です。

秋が深まるにつれて、緑一色だった山の中に黄色や橙、赤が少しずつ増えていきます。
写真は、城崎温泉ロープウェイで大師山へ向かう途中の景色。
山の中を進むロープウェイから眺める木々も、秋にはいつもと違った表情を見せてくれます。
山頂まで上がれば、眼下には城崎温泉のまち並みが広がります。
両側を山に囲まれ、その間に温泉街が続いている――。
普段まちの中を歩いているだけでは気づかない、城崎温泉の姿を見ることができる場所です。
02|温泉寺で感じる、静かな秋
ロープウェイの途中にある温泉寺も、秋に訪れていただきたい場所のひとつです。
境内を囲む木々が色づき始めると、歴史ある建物と紅葉が重なり、城崎の温泉街とはまた違った静かな景色に出会えます。

温泉寺は、城崎温泉と深いつながりを持つお寺です。
外湯をめぐり、温泉街を楽しむだけでなく、その土地の歴史に触れてみる。

そんな過ごし方も、時間に少し余裕を持って旅をしたくなる秋にはよく似合います。
関連記事: 城崎温泉の守護寺・温泉寺 (外部リンク:温泉寺)
03|秋は、歩くことが楽しい季節
秋の城崎温泉で、私たちがぜひ楽しんでいただきたいのが、ゆかたでのまち歩きです。
夏の暑さが和らぎ、冬の寒さが訪れる前。
外を歩くことそのものが気持ちよく感じられる季節だからこそ、いつもより少し遠くまで歩いてみるのもおすすめです。
柳並木を眺めながら外湯へ向かったり、気になるお店へ立ち寄ったり。
ふと山を見上げれば、少しずつ色づいていく木々が見える。

目的地を決めず、温泉街をゆっくり歩いてみると、そんな小さな秋との出会いがあります。
城崎温泉では、ゆかた姿で温泉街を歩きながら七つの外湯をめぐることができます。
温泉とまちがひとつにつながっている城崎だからこそ、秋の心地よい空気まで旅の楽しみのひとつにしていただけたらと思います。
関連記事: ゆかたで楽しむ城崎温泉のまち歩き
04|月明かりの温泉街を歩く
そして、秋の城崎で私たちが好きな時間のひとつが夜です。
日が暮れると、昼間とは雰囲気が変わり、柳並木や大谿川沿いに灯りがともります。
空気が澄んだ夜には、山の向こうに浮かぶ月が温泉街を照らすことも。

写真のような月明かりの夜に、外湯から外湯へゆっくり歩く時間も、城崎温泉ならではのものです。
温泉で温まった身体に、少しひんやりとした秋の夜風。
川面に映る灯りや、下駄の音。
昼間に見た紅葉とはまた違う、静かな秋の城崎を感じていただけると思います。
05|秋だからこそ、ゆっくりと城崎へ
紅葉を見に行く。
温泉に入る。
美味しいものを食べる。
ゆかたでまちを歩く。
一つひとつを目的にするのも良いですが、秋の城崎温泉では、その間にある時間も楽しんでいただきたいと思っています。

山の色づきを眺めたり、心地よい風を感じたり、温泉上がりに少し遠回りをして宿へ戻ったり。
そんな何気ない時間の中にも、秋の城崎らしさがあります。
泉翠を拠点に、昼は温泉寺や大師山へ。
夕方にはゆかたに着替えて温泉街へ出かけ、外湯を楽しみ、夜は月明かりの城崎を歩く。
季節の移ろいを感じながら、いつもより少しゆっくりと過ごす秋の温泉旅行。
これから秋の城崎温泉へお越しになる皆さまにも、この季節ならではの景色と時間を楽しんでいただけましたら嬉しく思います。
城崎温泉 泉翠
