城崎温泉を訪れたら、ぜひ楽しんでいただきたいのが「外湯めぐり」です。
浴衣に着替え、下駄を履いて温泉街へ。
気になる外湯に浸かったり、柳並木を歩いたり、途中でお店へ立ち寄ったり。
城崎温泉の外湯めぐりは、ただ温泉に入るだけではなく、温泉街を歩く時間そのものを楽しめることも大きな魅力です。
泉翠からも、最も近い「柳湯」までは徒歩約二分。「地蔵湯」や「一の湯」へも徒歩約三分で向かうことができます。
今回は、初めて城崎温泉を訪れる方にも分かりやすく、七つの外湯それぞれの特徴や泉翠からの徒歩時間、そして私たちがおすすめしたい外湯めぐりの楽しみ方をご紹介いたします。
01|城崎温泉の「外湯めぐり」とは?
城崎温泉には、温泉街の中に七つの外湯があります。
宿泊する旅館のお風呂だけではなく、浴衣姿で温泉街へ出かけ、それぞれ趣の異なる外湯を巡る。
これは、古くから城崎温泉で親しまれてきた過ごし方です。
城崎温泉には、
「駅は玄関、道は廊下、宿は客室、外湯は大浴場」
と、まち全体を一軒の宿に見立てる考え方があります。
だからこそ、城崎では旅館の中だけですべてを完結させるのではなく、温泉街へ出て、温泉に入り、まちを歩き、人やお店と出会うことも旅の楽しみの一つです。
七つすべてを巡るのも楽しみ方の一つですが、「全部入らなければ」と考える必要はありません。
気になる外湯を一つ選んでゆっくり浸かったり、二つ、三つと巡ってみたり。
その日の体調や気分に合わせて、ご自身のペースで楽しんでいただくことをおすすめしています。
【外部リンク】
城崎温泉観光協会「外湯めぐり」
02|泉翠から近い順にご紹介。城崎温泉の七つの外湯
城崎温泉の七つの外湯には、それぞれ異なる趣があります。
泉翠は温泉街の中心部からほど近く、浴衣に着替えて気軽に外湯めぐりへ出かけていただけます。
ここからは、泉翠から徒歩で近い順に七つの外湯をご紹介します。
※徒歩時間は泉翠から向かった場合のおおよその目安です。歩くペースなどによって異なります。
※各外湯の営業日・営業時間などは変更される場合があります。最新情報は城崎温泉観光協会公式サイトをご確認ください。
柳湯|泉翠から徒歩約2分

泉翠から最も近い外湯が「柳湯」です。
柳並木のそばに佇む、七つの外湯の中でも比較的小さな外湯です。
木の温もりを感じる落ち着いた雰囲気も魅力。
泉翠から徒歩約二分なので、まず一湯楽しみたいときや、食事の前後に温泉へ入りたいときにも立ち寄りやすい外湯です。
地蔵湯|泉翠から徒歩約3分
大谿川沿いにある「地蔵湯」。
城崎らしい温泉街の風景を楽しみながら向かうことができ、泉翠からも徒歩約三分です。
外観も特徴的で、浴衣姿で柳並木や川沿いを散策しながら立ち寄るのもおすすめです。
一の湯|泉翠から徒歩約3分

城崎温泉の中心部に位置する「一の湯」は、城崎を代表する外湯の一つです。
大谿川に架かる王橋のすぐそばにあり、柳並木と一の湯が重なる風景は、城崎温泉を象徴する景色の一つでもあります。
泉翠から徒歩約三分という近さもあり、初めて城崎温泉を訪れる方にもおすすめしたい外湯です。
御所の湯|泉翠から徒歩約6分

印象的な佇まいの「御所の湯」。
開放感のある露天風呂が魅力で、自然を感じながら温泉を楽しんでいただけます。
泉翠からは徒歩約六分。
一の湯などで温泉を楽しんだあと、そのまま温泉街を歩いて御所の湯へ向かってみるのも、外湯めぐりらしい楽しみ方です。
さとの湯|泉翠から徒歩約7分 ※長期休湯中
城崎温泉駅のすぐそばにある「さとの湯」。
電車で城崎温泉を訪れた方にとっては、温泉街の入口に位置する外湯です。
泉翠からは徒歩約七分ですが、現在は長期休湯中となっています。
営業状況については、城崎温泉観光協会公式サイトで最新情報をご確認ください。
まんだら湯|泉翠から徒歩約9分
温泉街の少し奥に佇む「まんだら湯」。
城崎温泉の開湯にまつわる歴史とも深いつながりを持つ外湯です。
泉翠からは徒歩約九分。
中心部から少しずつ風景が変わっていく様子を感じながら、浴衣でゆっくり歩いて向かう時間も楽しんでいただきたいと思います。
鴻の湯|泉翠から徒歩約11分
七つの中で泉翠から最も遠い場所にあるのが「鴻の湯」です。
泉翠からは徒歩約十一分。
コウノトリが傷を癒していたことから温泉が発見されたという伝説が残り、「城崎温泉発祥の湯」ともいわれています。
温泉街の奥まで歩くからこそ、中心部とはまた違った城崎の空気を感じられるのも魅力です。
03|浴衣に着替えたら、温泉街へ
城崎温泉に到着したら、まずは宿で浴衣に着替えてみてください。
普段着から浴衣に着替えるだけでも、不思議と旅の時間へ気持ちが切り替わっていきます。
柳並木と大谿川。
川に架かる小さな橋。
昔ながらの建物。
そして、カランコロンと響く下駄の音。
城崎温泉では、浴衣で歩く人の姿そのものが温泉街の風景の一部になっています。

目的の外湯へ一直線に向かうのではなく、気になるお店をのぞいたり、川沿いで少し立ち止まったり。
そんな寄り道も、外湯めぐりの楽しみです。
夏なら、夜の外湯めぐりもおすすめです。
「城崎温泉 夏物語」の夢花火が開催される日には、外湯から出たあと、浴衣姿で夜空を見上げる。
そんな夏にしか出会えない城崎の風景を楽しむことができます。
04|泉翠が外湯めぐりをおすすめする理由
泉翠にも、「陶の湯」「檜の湯」「蒸の湯」という三つの貸切風呂をご用意しています。
それでも私たちは、城崎温泉へお越しいただいたからには、ぜひ温泉街へ出て、外湯めぐりを楽しんでいただきたいと考えています。
その背景にあるのが、
「城崎温泉は一軒の宿」
という、このまちが大切にしてきた考え方です。
限られた温泉資源をそれぞれの宿が囲い込むのではなく、まち全体で分かち合う。
お客様が外湯へ向かえば、その途中でお店へ立ち寄ったり、まちの人と出会ったり、思いがけない風景を見つけたりすることがあります。
人がまちを歩くことで、城崎温泉全体にも人の流れが生まれます。
だから泉翠では、宿の中だけで旅を完結させるのではなく、城崎というまちそのものを楽しんでいただきたいと考えています。
三つの貸切風呂も、外湯の代わりではありません。
外湯めぐりで城崎のまちを楽しみ、宿へ戻ってからは貸切風呂で大切な方とゆっくり温泉に浸かる。
それぞれ違った温泉の時間を楽しんでいただけたらと思います。
05|二人で歩く時間も、外湯めぐりの楽しみ
どのお風呂へ行こうかと相談する。
湯上がりに少し遠回りして歩く。
気になるお店を見つけて立ち寄る。
普段とは少し違う浴衣姿の大切な方と、温泉街を歩く。
外湯めぐりの思い出は、温泉に浸かっている時間だけではありません。
外湯から外湯へ歩く何気ない時間にも、城崎温泉の旅の魅力があります。

泉翠では、お客様にとっての「豊かな時間」とは、大切な方と心から向き合い、その絆を自然に深めていただく時間だと考えています。
外湯めぐりをしながら二人で歩く時間も、そんなひとときの一つになれば嬉しく思います。
06|季節によって変わる、城崎温泉の外湯めぐり
外湯めぐりの風景は、季節によって変わります。
春には、美しく咲く桜を眺めながら柳並木を歩く。



秋には暑さが和らぎ、ゆっくりと温泉街を歩くのが心地よい季節を迎えます。九月には日本海の底曳漁も解禁され、但馬の海の幸が豊かになっていきます。

そして冬。
冷たい空気の中を歩いてから浸かる温泉の温かさは、また格別です。松葉蟹をはじめとする冬の味覚も楽しみな季節です。

同じ外湯、同じ柳並木でも、訪れる季節によって感じる城崎の表情は少しずつ違います。
季節を変えて歩いてみることも、城崎温泉の楽しみ方の一つです。
温泉に入るだけではない、城崎温泉の旅を
浴衣に着替える。
下駄を履く。
柳並木を歩く。
温泉に浸かる。
湯上がりに、大切な方と話しながら宿までゆっくり帰る。
その一つひとつが、城崎温泉で過ごす時間です。
七つすべての外湯を巡ることだけが、外湯めぐりではありません。
今日は柳湯へ。
明日の朝は少し歩いて鴻の湯へ。
そんなふうに、その日の気分や体調に合わせて楽しむのも良いと思います。
時間に追われることなく、お二人のペースで城崎のまちを歩いてみてください。
泉翠も「城崎温泉は一軒の宿」という考え方を大切にしながら、このまちを訪れる皆さまの旅が豊かな時間になるよう、お迎えしてまいります。
城崎温泉 泉翠
