本日は、
城崎温泉の若旦那衆と、
城崎温泉を訪れた文豪の1人である『志賀直哉』
彼が城崎温泉を訪れて来年で100周年を迎えます。
その前に若旦那全員で、
志賀直哉についての知識を深めようという事で、
勉強会に参加させて頂きました
まずは、
城崎文芸館に展示されている資料を、
志賀直哉ゆかりの宿 三木屋さんの若旦那 片岡さんに裏話なんかも交えながら、
楽しく、面白く、分かりやすく解説して頂きました
一通り説明頂いた後は、
志賀直哉の代表作『城の崎にて』ゆかりの桑の木を見学
大きな葉の桑の木が路傍にある。彼方の、道へ差し出した桑の枝で、或一つの葉だけがヒラヒラ。同じリズムで動いてゐる。風もなく流れの他は総て静寂の中にその葉だけがいつまでもヒラヒラと忙しく動くのが見えた。
僕も城の崎にてを読んで、
存在は知っていたのですが、
初めて実物を見て感動しました
桑の木を見学後、
一行は
志賀直哉が生前こよなく愛していた、
お寿司の名店『久兵衛』で修行をされた、
若旦那さんがお寿司を握っておられる、
『お食事処 をり鶴』さんにて、
お寿司を頂きました
志賀直哉が当時食べていたお寿司は、
現代のものと比べて、
シャリが大きかったようです。
今回は特別にシャリを大きめに握って頂きました
当然!とても美味しく頂きました
ごちそうさまでした
冒頭にも書きましたが、
来年で志賀直哉が城崎にきて100周年となります。
新たな城崎温泉の魅力作りとして、
今回学んだ事を活かして形にしていこうと思っております。
皆様もどうぞ楽しみにしておいて下さい
最後になりましたが、
今回、講師をして頂いた三木屋の片岡さん、
お寿司を握って頂いた、をり鶴さん、
本当にありがとうございました