お宿通信3月 | 【公式】城崎温泉 泉翠(せんすい)|城崎で大切な人と過ごす豊かな時間
2026.03.26
お宿通信3月

春の気配が、少しずつ感じられるようになってきました。
城崎温泉も季節の移ろいを迎えています。
浴衣を着て外湯めぐりをお楽しみいただくのに心地よい季節です^_^

ここ数日の城崎温泉は、雨が降ったり止んだりを繰り返しています。
この時期に降る雨は「促花雨(さいかう)」と呼ばれ、梅や桜、菜の花など春の花の開花を促すと言われています。
雨で季節のうつろいを感じるのも良いものですね♪
気温は例年より肌寒い日が続いており、桜の蕾も、まだ少し硬くいつ開花しようかと迷っているかのようです。

開花予報では近畿の北部は3月の最終週末のよう…
桜の開花は、もう間もなくです♪
城崎ではまちの中心、木屋町通りから始まり、鴻の湯前の桜小路までの約1キロに渡り桜の咲く約半月の間、桜並木をお楽しみいただけます。
すぐ横を流れる大谿川の音を聞きながら、水面に映る桜もまた風情があり美しいです。
夜にはライトアップされ、昼と夜ではまた違った桜を見ることができます。
これから一気に春へと移り変わるこの季節…
そのひとときを、温泉とお料理とともにゆっくりとお楽しみいただけましたら幸いです。

ぜひこの機会に、城崎の春を感じにお越しくださいませ。

(こちらは昨年の夜桜です。)

Screenshot

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Sikiの食卓
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3月も終わりに近づき、城崎温泉にも少しずつ春の気配が感じられるようになってまいりました。
寒さもやわらぎ、外を歩くのが心地よい季節となってきています。

松葉蟹のシーズンも、いよいよ終盤を迎えました。
この冬も多くのお客様にお楽しみいただけましたこと、心より感謝申し上げます。
最後まで良い状態の蟹をご提供できるよう、日々丁寧に準備を重ねております。

現在厨房では、4月からの春の会席料理に向けて試作を重ねながら準備を進めております。
山菜のほろ苦さやホタルイカの旨み、新玉ねぎのやさしい甘みを活かした冷製のすり流しなど、「春らしさ」をどのように表現するかを思案しているところです。
冬の名残を感じつつ、これから一気に春の料理へと移り変わってまいります。
その季節の移ろいも、あわせてお楽しみいただけましたら幸いです。
温泉街もこれから桜の季節を迎え、また趣の異なる表情を見せてくれます。
温泉とお料理でゆったりとしたひとときを過ごしに、ぜひお越しくださいませ。最近は、春の食材と向き合いながら「今年はどのように仕立てようか」と考える時間が増えてまいりました。
そうしたひとときも含め、季節を感じながら料理に向き合えることに、改めてありがたさを感じております。
今後とも、季節の移ろいとともにお料理をお楽しみいただけるよう、一層努めてまいります。

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泉翠日和
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2021年に豊岡市に開校した芸術文化専門職大学より、今年も2名の学生が当館へ宿泊業実習に来てくれました。
同大学では、演出家の平田オリザ氏が学長を務め、演劇やダンスをはじめ、観光や地域づくりについても実践的に学ぶことができます。
今回来てくれたお二人は、大学で観光ビジネスやマーケティングを専攻されています。
宿泊業での接客は初めてとのことでしたが、1ヶ月の実習期間の中で多くのことを吸収し、チェックイン・チェックアウト対応やお部屋へのご案内、レストランでの接客なども任せれるまでになりました。
2月・3月に当館へお越しいただいた皆様には、研修中の二人へ温かいお声がけをいただき、ありがとうございました。
そのうちの一人である岡本さんよりメッセージをいただいておりますので、ご紹介させていただきます。

芸術文化観光専門職大学3回生の岡本倫歩と申します。
ここ泉翠で約1ヶ月間実習をさせていただきました。
私は大学で観光について勉強しています。
今回実際に旅館で働き、貴重な学びを得ることができました。
見えないところで旅館を支えている人、お客様におもてなしを提供する人。
様々なスタッフがいるからこそ、素晴らしいサービスが提供できることを実感しました。
少しでも皆さまにそれが伝わっていると嬉しいです。
また、お客様とお話しする中で、城崎温泉の魅力に改めて気付かされました。
そんなこの町で優しいお客様やスタッフの方々に囲まれて働くことができ、本当に楽しかったです。
1ヶ月という短い期間でしたが泉翠にお越しになられたお客様、スタッフの皆さんありがとうございました。

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城崎NEWS
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今月の城崎NEWSは、古賀が担当いたします。
城崎といえば温泉ですが、
もう一つの楽しみといえば、やっぱり美味しいお酒。
実は私、お酒が大好きで364日飲んでいます。
残りの1日は…体調が悪い日です。笑
最近はさすがに「休肝日を作らないとなぁ」と思っている今日この頃です。
そんな私が今回ご紹介するのは、城崎の酒屋さん。
どちらも魅力的で選びきれなかったので、今回は2カ所ご紹介します。

1カ所目は「坂本屋酒店」さん。
こちらはなんといっても、お酒の種類がとても豊富!
日本酒はもちろん、ワインやリキュールなど様々なお酒が並び、
見ているだけでも楽しくなるお店です。
「こんなお酒もあるんだ!」と新しい発見も多く、お酒好きの方にはたまらない場所。
飲み比べもできるので、いろいろなお酒を試してみたい方にもおすすめです。
お酒好きの方へのお土産を探すなら、まずこちらですね。

【坂本屋酒店】
住所:兵庫県豊岡市城崎町湯島407
営業時間:9:00–18:30 / 20:00–22:00
定休日:水曜日
アクセス:JR城崎駅から徒歩9分
当館から徒歩4分

2カ所目は「てらたに酒店 KANETATSU」さん。
こちらはカウンター席があり、
立ち飲みをしながら店主さんとお酒の話を楽しめるお店です。
店主さんはお酒の知識がとても豊富で、
色々なお話を聞かせてくれます。
お話を聞いていると
「きっと相当お酒がお好きなんだろうなぁ」と思うのですが…
なんとご本人は下戸だそうで。笑
そんな意外なお話も聞ける、 とても楽しい酒屋さんです。
「まずは少し飲んでみたい」
「自分用にお酒のお土産を買いたい」
「お酒は好きだけど、あまり詳しくない」 そんな方にはこちらのお店がおすすめです。

【てらたに酒店 KANETATSU】
住所:兵庫県豊岡市城崎町湯島227
営業時間:8:00–18:00
定休日:不定休
アクセス:JR城崎駅から徒歩4分
当館から徒歩3分

お部屋で一人晩酌をする私は、酒屋さんに行っては珍しいお酒や新しいお酒を探すのが密かな楽しみです。
もしよろしければ、「最近のおすすめは?」とお気軽に聞いてください。
その時、私がハマっているお酒をこっそりご紹介します。 城崎の夜のお供に、お気に入りの一杯が見つかりますように。

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若女将今月の一冊
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水生大海さんの作品です。

まず目に入ったのはタイトルの「食堂」という言葉と、食材に囲まれた優しそうな男性の表紙で、これは好きなやつだとビビッときました。
丁寧な食事や、栄養を大切にしていそうな雰囲気が伝わってきて、きっと前を向けるような温かい物語なんだろうなと。
舞台は、古いマンションの中にある小さな食堂。
そこを骨折した叔母のピンチヒッターとして切り盛りするのが、雨森涼真という男性です。 住人たちに深く踏み込みすぎるわけでもなく、でも、いつもそっと見守ってくれる。
その絶妙な距離感がとても素敵で、それでいて優しく、少し謎めいた感じで気になる人でした。

住人たちは、それぞれ悩みや問題を抱えていて、雨森さんはその様子をさりげなく見抜き、その人に合った料理や優しい言葉で寄り添います。
でもこの物語のいいところは、すべてがきれいに解決するわけではないところ。
雨森さんにそっと背中を押してもらった住人たちがそれぞれ決断していくんだろうというところまでで、現実に寄り添った形で物語が閉じていきます。
その自然さも心地よかったです。

読み始めてすぐ思ったのは、やっぱり栄養って大事だなということ。
分かってはいるのに、甘いものを食べすぎたり、夜中の暴飲暴食。
食生活が乱れてしまう事ってありますよね。
口に入れるもので体は作られている。
力を与えて、心も整えてくれる。 食べ物の力と、ぽろっと話せる場所や人の大事さ。
そんな当たり前のことを改めて思い出させてくれる1冊でした。

読み終えたころには少し心が満たされたような気持になります。
この本を読みながら、この場所も、そんな時間を過ごしてもらえるような場所であれたらいいな、そんなことを思いました。
さて、今日はなにを食べましょうか。

★★★☆☆

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