横関大さんの作品です。
伊賀と甲賀。消えたはずのライバル忍者一族は、令和の今も人知れず暗躍していた。手裏剣術など古き良き伝統を守りつつ郵便ネットワークを牛耳る大組織・伊賀、麻酔銃やドローンなど積極的に活用する少数精鋭の実力派集団・甲賀として。お互い忍者だと知らずに結婚した悟郎と蛍。燃え上がったのは最初だけで、悟郎の男尊女卑的役割分担に辟易した蛍が三行半をたたきつけようとしていた。ある日、伊賀系の大物政治家が暗殺された。現場を去るあの後ろ姿は見慣れたあいつ?!
忍者ラブコメディー開幕!!
忍者が現代にもいたらこんな感じなのかも、というか知らないだけで今も存在していて暗躍しているかもと思いながら読んだら面白かった!夫婦の小さなイラっとすることや、社会での立場や団体に属するという事。なんだか妙にリアルな部分と忍者設定が可笑しい。
正直、何かしら心に残ったりとか、学びがあったりとかはない。
難しい事なんて考えない楽しい読書時間を過ごせました。
ミステリーとユーモアの融合したエンタメ小説。ラストのスピード感ある展開もよかったです!
気楽にエンタメを楽しみたい方にお勧めします♪
★★☆☆☆
城崎温泉 泉翠 冨田 歩