お宿通信10月号 | 【公式】城崎温泉 泉翠(せんすい)|城崎で大切な人と過ごす豊かな時間
2021.10.25
お宿通信10月号

こんにちは。若女将の冨田歩です。
10月下旬に入り、寒さが一気にやってきましたね。
城崎温泉でも朝晩はグッと冷え込みます。
かと思えば今週はまた20度を越え暖かくなるようです。
皆さんも気温の変化で体調を崩されないようお気を付けくださいね。

そしていよいよ11月から翌3月末まで城崎温泉はかにシーズンです♪
城崎温泉が一年で最も賑わいます!
駅から当館までの通りもカニがずらっと並び、街中がかにの匂いで溢れます♪冬の寒さと熱い温泉♪地酒とかにスキ鍋(^ ^)♪
ぜひ冬の城崎温泉へお越しくださいませ。

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城崎NEWS
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皆さん、お久しぶりです!山本加奈です!
いよいよ緊急事態宣言や、蔓延防止措置が全国で解除されてようやくお出かけや旅行が思いっきり出来るっ‼️
と浮き足だってしまいますが、まだまだ油断は禁物だと思うので、1人1人ができる範囲で予防しながら お出かけや旅行を楽しんでいただけたらと思います^ ^

さて、そんな中で城崎温泉にも新しいお店がちょっとずつできてきてます。
今回はその中の1つ『二方蒲鉾 焼きたて城崎ちくわ』 のお店を紹介したいと思います!

なんと、このお店ほんとについ最近できたばかりなんですよ!
お店の中も綺麗で、まだ少し木の香りが残ってました。
店内を見回すと、海産物に関するモノや、練り物などが売られていましたが、
このお店の特徴はやはり‥‥
練り物の出来立てを販売する、そう!実演販売です!!
実際に作っている所を見られるなんて中々ないですよねぇ。

残念ながら私が行った時には、実演しておらず、見れませんでした。
代わりに、ちくわパン等を買ってみました!
今まで地元のパン屋などでは見かけたことがなくて物珍しさで買って食べてみましたが、これはまたびっくりするくらいパンとちくわって合うんですね‼️
ちくわの中にも刻んでマヨネーズで和えたモノが入っていて本当に美味しかったでので、 ちくわパンは売っていたらぜひ即買い!してください。

長くはなってしまいましたが、城崎温泉に訪れた方は、
二方蒲鉾『焼きたて城崎ちくわ』のお店に訪れて実際にご自身の目で見て、食べてみて下さい! 思い出の1つになること間違いなしです!

「竹内魚店」二方蒲鉾 特約店
住所:兵庫県豊岡市城崎町湯島117
城崎温泉駅より徒歩1分
TEL:0796-32-2350

https://www.instagram.com/takeuchi_sakanaten/

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泉翠日和
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突然のお知らせとなりますが、この度、スタッフ ユケは退職し故郷台湾へ帰ることとなりました。
インターンシップから約3年間、泉翠のスタッフとして働いてくれました。

先日、休館日には送別会BBQをしました。
地元の海産物やお肉など台湾にはあまり食べない物もあるから日本にいる間にたくさん食べたい と話していました^ ^

寂しくなりますが、ユケ君がお客様の事を思い、考えてくれた事を受け継いで、活かし、私達スタッフもより一層励んでまいります!
ユケ君の新しいスタートを応援しています♪

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若女将今月の一冊
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古内一絵さんの作品です。

老舗ホテルで働く涼音は、
念願叶って憧れのマーケティング部
サービスチームに配属された。の新企画を出したものの、

パテェシエ達也に「目新しければいいってもんじゃない」
と冷たく却下される。

『最高のアフタヌーンティーってなんだろう?』

大好きだったマカンマランシリーズ以来の古内さん。
今回は老舗ホテルで働くアフタヌーンティーチームのお仕事小説です。
アフタヌーンティーを作る人・考える人・食べる人たちの物語。

四季折々の庭園を眺めながらいただく贅沢な季節のお菓子たち。
絶対に必要なものではないけども、
それがあると豊かになる心と時間。

 

「お菓子はご褒美。だらしない気持ちで食べてはいけない」

「人が生きていくのは苦いもんだ。だからこそ、甘いもんが必要だ」

 

戦争孤児だったおじいちゃんの話に、
当たり前のようにおやつを
ダラダラ食べていた自分は目から鱗でした。

 

憧れの先輩が産休をとり幸せかと思いきや、
孤独で苦しんでいるシーンも強く心に残っていて。
女性がキャリアを積む事、結婚や出産の関門、
自分も思い当たる過去があり、懐かしく思いました。
女性にとってその節目は悩む人も多いと思います。

誰かを嫌いになりそうなとき、
その人のしてくれた事や優しさを思い出したい。
簡単な事じゃなく覚悟の要る事だけど。

 

「自分に都合のいい面だけじゃなくて、
できるだけ物事の美しい面を見るように心がけよう」

 

「どれだけ努力したところで、結局のところ、
人は自分の物差しでしか物事を量れない。
しかし言い換えるなら、
この世の中のすべての事物をどう捉えるかは、
すべて本人次第ということになる」

全体的に読みやすいですが、
いろんな社会問題がうまく取り入れられていて、
気づきを与えられ良い読書となりました。
生きづらさを抱える方にそっと寄り添ってくれる優しい文章。
素敵な作品です。

 

温かい文章を読みたい方、
男性にも読んでみてほしいし、
特に女性は響くことが多いかと思うし、
つまりは皆様におススメします。

★★★★☆



 

 

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