私の中では東野圭吾さんの作品は読んどいたら面白いの間違いないといった作家さんなのですが、今回はやっぱり面白い!と。ファンにはたまらない加賀恭一郎シリーズのスピンオフ!!
家族の絆を軸とした重厚なストーリーでした。
最初からひきこまれあっという間に読破。
2人の子どもを事故で亡くす親が人生をやり直すために新しく子どもをつくることに。
また別のところでは、死の間際の父に実は自分以外に子どもがいる・・と知った娘。
カフェでの殺人事件。
3つの話がリンクしながら進んでいきとっても面白い!
ラストの展開はなるほど、面白い・・けど出てくる人がみんな物分かり良すぎではないかな・・きれいにまとまりすぎてる感があるけど、、違和感が少しある部分があるけど、、ネタバレになるのでお話できませんが・・
それでもこんなスピード感で愉しめたのは久々でその引き込まれていく感じがたまらなかった。
家族ってなんだろうというのを強く考えさせる内容でした。
夫婦、親、血のつながり、、いろんな糸がありました。
子どもがいるというのは奇跡で、一緒に過ごせること改めて幸せと思えました。
読書をハードル高く感じる人も夢中になって楽しめる本かと思います。
★★★★☆
城崎温泉 泉翠 冨田 歩