2020.04.15
『100年後あなたもわたしもいない日に』
土門蘭さんの文と、寺田マユミさんの絵の作品です。
きっと皆さん同じ気持ちだと思いますが、不安なニュースが続き、見通しもたっておらず、怖くて・・そんな日が何ヶ月も続き、どんより。
なのに外は桜と柳でキレイでポカポカ陽気でとっても気持ちが良くて。
そんな時、泉翠にある図書室の「よのなかと向き合うコーナー」に足が向いていました。
こちらの本はデジタルにない、紙ならではのしかけが面白く、短い文章とゆるゆるな絵が疲れた心に心地よく、こんな時でもすっと胸に入ってきました。
「半分の大きさなのに わたしより 大きな愛を 君は持っている」
「どこまでも ひとりであるのは知っている 時々うっかり 忘れるだけで」
この2つのページが好き。
素敵で優しい本でした。
疲れた時に、夜にふと時間が空いた時に、おすすめです。
城崎温泉 泉翠 冨田 歩