私が前回当館を利用させていただいたのは1974年、私が大学4年生の時でした。
当時、私の父が当館を定宿としており会社の社員や、友人と城崎と言えば「泉翠」と言う様に利用しておりました。
私も1974年、大学のグリークラブに入っており全国を演奏旅しておりました。九州からの帰り松江市で手持のお金を使い切り困って父に電話しました。
父からの答えは「城崎の泉翠へ行け」との事でしたので当館に立ち寄りました。父からの送金も届いており、当館のお世話で「○○○」さんに宿泊する事が出来ました。
当時を思い出しながら今回楽しませていただきました。変わらぬ心づかい、「和の心」本当にいい宿だと思います。
あれから城崎へは来るものの、なかなか当館をおとずれる事がありませんでした。と、言うのも私がJCの時代に○○○さんの○○○さんと知り合い「○○○」の利用が多くなっておりました。誠に申し分けないです。
聞けば今月末には閉館し、11月に再オープンとか?楽しみにしております。再オープン時はぜひ、お知らせ下さい。
P.S 父も母も他界しましたが、名古屋に居る姉もさそってまた来館したいと思っています。
(2019.3.13 北野様 お手軽かにすき)
まずは泉翠の名前をいつまでも覚えていただき、北野様と泉翠とのお話しを知って、とても感激しております。やはりご縁というものはあるんですね。
1974年というと、まだ私も生まれておりません。城崎温泉の生まれではない私にとって今回のお話しはとても深く、そしてこれからも心の中に残り続けると思います。このようなお客様とのご縁をひとつでも多く作っていくことが、大切なことであると強く感じることができました。
生憎、私は北野様がご宿泊されたお日にちは、それこそ今回の改装工事の打ち合わせで東京に向かっておりました。失礼をしてしまい申し訳ございませんでした。東京から戻ると、私の机にこのお手紙を置いてあり、拝読して、これからの工事に向け、勇気をいただくことができました。完成の暁には、必ずご連絡をさせていただきますので、ぜひお越しになってくださいませ。
この度は本当に素敵なお話しを聞かせていただき心よりお礼を申し上げます。また北野様にお会いできる日をスタッフとともに楽しみにしております。この度は泉翠をご利用いただき誠にありがとうございました。
城崎温泉 泉翠 冨田 健太郎