お宿通信1月 | 【公式】城崎温泉 泉翠(せんすい)|城崎で大切な人と過ごす豊かな時間
2024.02.01
お宿通信1月

寒の入りを迎え、冷気日増しに深まるこの頃お元気でお過ごしでしょうか。
元旦早々、心痛む悲しい災害や事故により被害に遭われた方々、ご家族の方々には心よりお見舞い申し上げます。 
豊岡市でも最大震度4が観測され、津波警報が発令されました。 
大きな揺れはありましたが、こちらの地域では被害なく、お客様、スタッフ一同ともに無事でございました。
お客様より心配のメッセージを多数いただきました。
そのメッセージに本当に励まされ、勇気をいただく事が出来ました。
本当に本当にありありがとうございました。 
当館では能登半島地震義援金箱を設置しております。
1日も早い復興を祈ると共に、皆様からのご支援、ご協力をお願い申し上げます。
お預かりしました募金は、城崎温泉旅館協同組合を通じて被災地へ送金させていただきます。 
今回のような災害時にいはお客様の安全第一を考え、スタッフの動きの共有、避難場所・避難用具確認・点検を実施させていただきました。
お越しいただきましたいお客様に安心して大切な方とお時間を過ごしていただける宿作りをして参りたいと思います。 
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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Sikiの食卓
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2024年の年明けは例年に無いような暖かな陽気で迎えました。
1月になり蟹シーズンも半分が過ぎ、折り返しです。
今シーズンは、例年以上に天候が安定せず海が荒れて漁に出られない日が多くなってます。
城崎は冬の寒さのピークを迎えていますが、寒さに比例して時化続きで、蟹が獲れない日もありますが、寒さによって蟹も身が引き締まりより一層美味しく食べていただける様な時期でもありますので蟹を楽しみにお越し下さい。
美味しい新鮮な松葉蟹を用意しています。
冬の城崎は雪が降り積もる日もありますが、雪の対策をして頂いて冬の城崎をお楽しみください。
松葉蟹だけでなく、但馬牛のコースもご用意してお待ちしていますので、ぜひ割引チケットをご利用して頂き泉翠にお越し下さい。
皆様のお越しをお待ちしております。

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泉翠日和
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皆様、いかがお過ごしですか?
新年1発目の泉翠日和を担当させて頂く、岩崎です。私は先日の休館日を利用して、2泊3日で”神戸”に行ってきました!(withペコちゃん)
神戸は何度か家族と訪れており、特に、海と都会が健在している感じの雰囲気が好きです!!
1日目、遅めのスタートではありましたが、夜は南京町で本場の中華料理を食べました。(自己紹介を中国語でしたり💦) 

2、3日目は、王道の神戸観光をしてきました。
私は幼少期、洋風の家を見つけて眺めたり、ミニチュアの家具が好きで集めたりしていました。
なので、北野異人館を堪能してきました!何度行っても、飽きません。
(昔からk-popが好きな事もあり、ついでに聖地巡礼もしてきました)

ビンテージショップで服や、珍しい種類のコンバースの売っているシューズショップでの買い物も堪能しました。最後には、行列の出来る”たちばな”さんで明石焼きを食べました。
最高に大満足の神戸旅行でした。 

改めて、皆様が素晴らしい年を過ごせる事を心より願っております。
今年も宜しくお願い致します。

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城崎NEWS
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こんにちは。今月の城崎NEWSを担当させていただく岩井です。角谷藤兵衛商店をご紹介します。昭和21年創業、小さなお餅屋さんですがおこわ、煎餅、大福餅など沢山の種類を販売されています。

おすすめは【笹蟹おこわ】です。11月〜3月末までの季節限定で販売されています。餅米は佐賀県のひよく米を使用し、粒が大きくもちもちとしています。笹の香りと蟹の風味が食欲をそそります。おこわは旬の食材を使用し季節ごとに変わります。(黒豆、山菜、穴子、但馬牛など)店頭のせいろで、蒸したてをお召し上がりいただけます。1口サイズですので食べ歩きにもおすすめですよ。

もう一つおすすめしたいのが、苺大福【苺太郎】です♪桃太郎のように、飛び出した苺から名付けられたそうです。大きなあまおう苺のみを使用しており、杵付き餅と甘酸っぱい苺、甘さ控えめなこし餡のバランスがなんとも言えません。11月〜5月中旬頃までの期間限定大福です。

城崎温泉にお越しの際はぜひお立ち寄りください。御所の湯と一の湯の中間にあり、当館からは5分ほどです。

【角谷藤兵衛】
住所:豊岡市城崎町439
TEL :0796-32-3820
定休日:毎週木曜
営業時間:9:00〜18:00

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若女将今月の一冊
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三浦しをんさんの作品です。 

実直なホテルマンが奔放な書家と文字に魅せられていくお話です。都内の老舗ホテル勤務の続力は招待状の宛名書きを新たに引き受けた書家の遠田薫を訪ねたところ、副業の手紙の代筆を手伝うはめに。この代筆は依頼者に代わって手紙の文面を考え、依頼者の筆跡を模写するというものだった。

真面目なホテルマンと奔放な書道家の二人が少しずつ心を通わせ関係を築いていくところ、書道教室に通っている小学生とのやりとりもあたたかくて良かった!

最初は奔放な書道家に振り回されてばかりのホテルマンだったのに、ラストに書道家が自身の過去のことで関係を断とうとされるんだけど、シャッターをぶち破りにいくところがたまりませんでした。

書家の人の仕事についての作品も初めてだったので興味深かったし、共通点のない人と人が向き合って関係を作っていくところも面白かった!

綺麗な字を書きたいと思いながら何十年・・圧倒される書がどんなものか、このホテルマンが働いている三日月ホテルはどんなところだろう・・色んなワクワクした想像を楽しみました。表紙からのイメージや書道家の話ということで固い内容かと思いきや、テンポよく読み進められる作品なので読書にマンネリモード入っていた私でもあっという間に読めてしまいました。

テンポよく読める作品や、大人になってからの友情、人の温かさを感じれる作品をお探しの方にぴったりです。

★★★★☆

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