こんにちは。泉翠 山本です。
心地良い秋風と共に金木犀の甘い香りが感じられる季節となりました。
城崎温泉の秋といえばだんじり祭り。
コロナ渦を経て、今年3年ぶりに開催されました!
毎年10月14日、15日は四所神社の温泉守護神を祀る祭礼であるだんじり祭りが行われます。
五穀豊穣と安全を祈願する200年以上続く伝統あるお祭りです。
城崎の男性たちはお正月やお盆に帰らなくてもだんじり祭りには帰ってくるというほどの町民の為のお祭りなんですよ。
私も15日本宮、最後のセリを見に行ってきました。
一の湯前の王橋で神輿とだんじりが激しく競り合い、最後は四所神社へ帰って行きます。
久しぶりに響く太鼓の音や掛け声に、多くの方が魅了され、盛り上がりました♪
そして11月からはいよいよ城崎温泉が一年で最も賑わうカニシーズンとなります!
街中にはズラッとかにが並び、かに一色となります(^ ^)
ぜひ冬の城崎温泉へぜひお越しください♪
=======
SiKiの食卓
=======
泉翠では生産者さんとの繋がりを大切に食材を仕入れています。
今回ご紹介するのは新たなご縁で紹介していただいた《梶谷農園》さんです。
広島県にあり、ハーブを何十種類も栽培されている農家さんです。
今まではハーブは飾りに使うイメージでしたが、梶谷農園さんのハーブを食べてイメージが変わりました。
彩りが豊富で、1枚のハーブを食べると口いっぱいに香りが広がり、程よい酸味、苦味を感じ驚きました。
泉翠では何品かハーブを使った料理を提供していますが、より美味しく素材の味を引き出せるような料理を提供できるよう日々挑戦しています。
=======
泉翠日和
=======
今回の泉翠日和は山本です(^ ^)
先日の休みに鳥取県へ遊びに行ってきました。
車で1時間20分ほどです♪
一番の目的はこちら【砂の美術館】です!
砂の美術館があるというのは知っていたのですが、なかなか行く機会がなく、、、たまたま旅館にきたチラシでエジプトがテーマと知り、これは行ってみなくては!とやっと行ってきました。
体育館ほどの広さの室内がまるでエジプトにいるかのように、細かな所まで砂で再現されていました。
砂は全て鳥取砂丘の砂が使われており、水と砂だけで作られています。
上の階へ上がると全体を見渡すことができ、所狭しと並ぶ砂像は圧巻でした♪テーマが変わればまた見に行きたいです(^ ^)
その後はもう一つ鳥取で行きたかった鳥取砂丘、目の前のカフェへ行ってきました。
今年8月にオープンした【タカハマカフェ】です。
TIME誌で『世界で最も影響力のある人100人』に選ばれた《隈研吾》さんが設計されています。
砂丘がモチーフになっているそうです。
鳥取県の木材がふんだんに使用されており、内装やカトラリーも木でできていました。 私は鳥取県の名産品、梨シェイクをいただきました♪
今回はあいにくの雨でしたが、晴れていれば屋上テラスから目の前の砂丘を眺めながらお茶をするのも気持ちいいでしょうね♪
城崎温泉へお越しの際はちょっと足をのばして行ってみてはいかがでしょうか。
【砂の美術館】鳥取県鳥取市福部町湯山2083‐170857‐20‐2231
営業時間:9:00~17:00
http://www.sand-museum.jp/
【タカハマカフェ】
鳥取県鳥取市福部町湯山2164(砂丘会館敷地内)0857‐22‐6835
営業時間:11:00~16:00
https://takahama-cafe.com/
========
城崎NEWS
========
こんにちは!ペコです!
先日休みの時、木屋町小路のスイーツ専門店-片島成好堂のお菓子の自動販売機に行きました。
3種類の生ケーキ缶があります。苺ショート、フルーツトルテとこうの卵です。
私は苺ショートの頼みました。フルーツトルテが欲しかったのですが売り切れました( ; ; )
でも、苺ショートも美味しかったです!
一口目はふわふわのクリームとケーキ、めちゃ幸せです〜!ケーキを食べる時、苺ソースと苺も同時に食べることができ、口の中が楽しいです♪
このケーキの一番下は苺味のゼリーがあります。ゼリーは甘酸っぱく新しい食感です。
この生ケーキ自動販売機は24時間営業しています。
是非行ってみてくださいね!
【片島成好堂】
豊岡市城崎町湯島391木屋町小路
24時間販売
https://katashima-seikodo.com/
==========
若女将今月の一冊
=========
町田そのこさんの作品です。
大丈夫。私を頼って。きっと、この物語はあなたの人生を支えてくれる。
宙には、育ててくれている『ママ』と産んでくれた『お母さん』がいる。
厳しいときもあるけれど愛情いっぱいで接してくれるママ・風海と、イラストレーターとして活躍し、大人らしくなさが魅力的なお母さん・花野だ。
二人の母がいるのは「さいこーにしあわせ」だった。
やさしくて、やさしくない。でもやさしい・・そんなお話でした。
町田さんの書くどこか歪な家族ノカタチ。子供の世話は他人に任せて、
授業参観には行かずに恋人とデート。
最初はあまりにも自分本位なお母さんの花野さんにムカムカしてたんだけど。
この人はこの人で事情があって。
親子がお互い認めあって困難を乗り越えながら、成長していく姿に泣けました。『自分を守るために自分自身を剪定しなきゃいけないときって、あんのよ。
でもそれは自分の芯、幹を守るためだから、幹は絶対失われないのよ。
だから、大丈夫よ』
『しちゃいけないこと、誰かを傷つけてしまうことを、自分の我儘でしちゃ、だめだよ。きちんと生きてるひとたちが、バカみたいだもん』
『素敵な母親なんてのはどこにも転がっていなくて、お母さんはただの「家族」なわけ』
『不思議だよね。ぼくたちは同じような系統の本が好きで、同じような本ばかり読んでいるのに、抱えてる気持ちとか眺めている角度が全然違う』
『感情のままに哀しいことを言ったからって、それが本心とは限らない。本気で相手と向かい合ってるから、疲れることもあるんだ』
『魔法のような、奇跡のような、瞬間的に救われる答えなどはない』
『誰にも頼れないって、辛いものだよ。彼の寂しい心に一度は触れちゃったんだから、最善をつくしなよ』
『哀しみ方も変わるのよ。あなただって子どもの時のように泣き喚いたりしなくなったでしょ?人は変化して成長していくの。哀しみ方だけじゃなくて、喜び方に愛し方、気持ちの伝え方。ずっと試行錯誤してひとつひとつ噛み締めて生きるのよ』
宙を支えてくれる周りの人も素敵で。特にやっちゃん!!すっごい好き・・読めばわかる。深くて優しい愛を持ってる男前な人。やっちゃんはホントに素敵!!読んで!!なぜならやっちゃんが素敵だから(笑)
よくできた小学生マリーちゃんとの話も。
うぅ。。「家族」とは一緒に生きていく集団って考え方、いい!
Lサイズのピザ2枚のくだりも好き。辛いことが沢山出てきたけど、それでも最後は心地よく読み終えました。
多くの人に手に取って頂きたい、私の“推し”の1冊が増えました。
辛い時は支えてもらったらいい、辛い人がそばにいれば支えてあげれるなら今度は支えてあげればいい。いろんな人に支えられて生きていけばいい。
美味しいご飯を扱ったちょっと深~い話を読みたい方に特におすすめします。
★★★★★