お宿通信8月 | 【公式】城崎温泉 泉翠(せんすい)|城崎で大切な人と過ごす豊かな時間
2022.08.27
お宿通信8月

こんにちは。泉翠 山本です。
8月も終わりに近ずきましたが、まだまだ暑い日が続きますね。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。

城崎温泉 夢花火も26日、最終日を迎えました。
夏の終わりが寂しく感じるのは、豊かな感性を持つ日本人だけだと聞いたことがあります。
終わっていくということも美しく感じる、四季がある日本だからこそなんでしょうね。
そして来月はお月見です^ ^
今年は9月10日が十五夜ですね!
当館レセプションに可愛らしいお月見飾りをだしました。探してみてください♪

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芸術文化観光専門職大学
の学生が研修に
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昨年4月。豊岡市に演劇やダンス、観光や地域づくりを本格的に学べる【芸術文化観光専門職大学】 が開校されました。
芸術文化と観光の二つの視点から地域活性化を学ぶ日本で初めての大学です。
その【芸術文化観光専門職大学】から二人の学生が授業の一環、宿泊業実習として泉翠へ8月の1か月間、実習に来てくれました。

二人とも大学では演劇を学んでおり、宿泊業での接客という初めての経験でしたが、1カ月の間にたくさんのことを吸収し、お部屋案内、レストランでの接客、お会計など安心して任せられるまでになりました。
来月からは鳥取県へ行き演劇の手伝いに参加すると意気込んでおりました。
楽しんで頑張ってきてほしいです^ ^

右:松田さん
『8月から1ヵ月間、大学の実習としてお世話になりました。松田愛美です。
泉翠の魅力、スタッフの方々の人柄の良さ、お客様の優しさに沢山の刺激と学びをいただきました。
また、この機会に城崎温泉を楽しんでみました!温泉も食も最高です!
観光もお仕事も、城崎にて濃い時間を過ごすことができました。』

左:益満さん
『こんにちは!芸術文化観光専門職大学から1ヵ月間お世話になりました、益満です。泉翠さんのきめ細かな接客をぜひ学びたいと実習先に志望させて頂きましたが、スタッフの方々のチームワークや接客姿勢などを実際に体験し、この上ないホスピタリティ精神を学ぶことができました。
1ヵ月間しか居られないことが本当にさびしいですが、泉翠で学んだことをこれからの生活でも活かしていきたいと思います!』

8月にお越しいただいた皆様には、研修中の二人にお声かけいただいたり、暖かく見守っていただきありがとうございました。

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泉翠日和
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台湾出身のpecoです。インターンシップで1年間こちらに来ました。
休みの日はいろいろなお店に行くのが楽しみです^ ^
美味しい物を食べる時が本当に幸せです!
この前の休みには【KINOSAKI BURGER】へ行きました。

この店は城崎温泉駅のすぐ向かい側にあります。
お店の内装は白くて綺麗です、気分がいいと思いました。
テーブルの数も多く、大人数の方も大丈夫です。
但馬牛チーズバーガーを注文しました。本当に美味しかったです。
但馬牛のパティハンバーグがめちゃくちゃジューシー、 野菜のトマトも新鮮で最高でした(๑>◡<๑)!

お店の営業時間は11時から3時までで、不定休です。
テイクアウトもできますよ。 城崎に来られた際にはぜひ行ってみてくださいね♪

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城崎NEWS
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こんにちは。スタッフ岩崎です。
はりきゅう”和楽”さんを紹介させていただきます!
私が城崎に来てハマった事の一つ、月1回の楽しみでもあります♪
つばきの旅館さんの長女さんと次男さんが営むでおられます。

私は健康鍼をよく刺してもらいに行きます。
初めて行った時は怖かったですが、鍼もお灸も調整してくれます。
そのため、全く痛くないです。その日の体調によっても鍼灸の位置を調整してもらえます。

何日間かはダルさが続く時もあるそうですが、2日ぐらい経つと全く痛み、辛さがなくなります。
そして、ハマるというループです。
私は、眼精疲労、偏頭痛、不眠症などありましたが、だんだん良くなりました。また、ストレッチの仕方や自分で出来るほぐしの仕方も教えてもらえるため、 行く時間がない時も出来ます。
鍼が怖い、苦手な方もほぐし、整体だけでも受けられます。

美容鍼は顔に鍼を刺すため怖いですが、ほうれい線、ニキビ、シミなど気になる人はおススメです。
スタッフさん達も気さくな方で、城崎だけでなく、周辺のオススメ情報もたくさん教えてくれます。
人それぞれ合う合わないあるみたいですが、興味がある方は是非!
温泉で疲れを癒しつつ、鍼灸、ほぐしでも日頃の疲れをとってみてはどうでしょうか?

【はりきゅう院 和楽】
豊岡市城崎町湯島831‐3
営業時間:9:00〜21:00
定休日:水曜日
TEL:0796‐32‐4788
※鍼灸は医療行為である
予約制なので行く前は予約を!

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若女将今月の一冊
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彩瀬まるさんの作品です。
幸せな恋愛、結婚だった。これからも幸せな出産、子育てが続く・・はずだった。順風満帆に「普通」の幸福を謳歌していた森崎青子に訪れた思いがけない転機–娘の死から彼女の人生は暗転した。
学生時代を共に過ごした4人の喪失と再生を描いた10年の物語。
幼い娘を抱えながら乳癌になった茅乃。パワハラが原因で会社を辞めて以来、部屋から出られなくなった玄也。
家族と別々に暮らすことを余儀なくされた卓馬。
そして、産まれたばかりの子どもを亡くした青子。
普通だった日常が、ふとした瞬間に崩れ落ちていって。 それでも助け合って一人じゃないと気付く。
基本、悲しい話なんだけど、、
悲しみが近いとどん底に落ちてしまうんだけど、周りを見たら優しさは実はそばにあるのかもというのを感じられました。
4人の空気感や距離感がすごく良くて。
私も読みながら何人かの友達の顔が思い浮かびました。
前半は普通に読めていたんだけど、後半になるにつれ涙腺崩壊。歳のせいでしょうか・・(笑)
学生とは違う、30代ならではの悩み。
とてもスッと入ってきました。30代にもなると、日常での立場や求められる役割が増えてきて・・
そうじゃない『自分』だけに戻れる関係性のありがたさ。
『みんな立派になって、安心したいのだ。
そのために立派じゃなさそうな自分を一生懸命に隠す。
立派に思われようとする。もしくは、立派であろうとして無理をする』
『私が変えられるのは自分の運命なんだ。
子供の運命はそれがどんなものであっても、その子が背負うしかない。親ができるのは、それを全うする姿をほめる・・敬意を持つとかそんな感じだよね・・』『でも、もし万が一離れざるを得なくなっても、あの子は毎日ちゃんと生活して、育って、大人になるよ。なんにもかわいそうじゃない』
なんかこの作品ほんとに沁みたなぁ、、文体が好み。
他の作品も読んでみたいと思います♪
綺麗な文章が好きな方、人と人との温かさを感じたい方、心に沁みる話が読みたい方、前向きな話が好きな方、特におすすめです。

★★★★☆


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