こんにちは。泉翠 若女将の冨田 歩です。
寒い日が続きますがお元気でお過ごしでしょうか?
まもなく桃の節句ですね。
当館のレセプションに雛人形を出しました♪
但馬地域では旧暦でお祝いをする風習があり、4月3日までは飾っております。
お越しの際はぜひご覧ください^ ^
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城崎NEWS
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城崎温泉駅のすぐ目の前、先月OPENした《お芋とカヌレ 城崎足湯カフェ》へ山本が行ってきました!
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足湯とカフェが一緒に楽しめるなんて新しいですよね♪
お芋のスイーツとカヌレ、COSTA COFFEEが 足湯につかりながらいただけます。
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お芋のお店だけあってモンブランのボリュームがすごいです!
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カヌレの種類も多く、迷ってしまいます。
生クリームカヌレのみ、店内での飲食限定だそうです。
残り1つでついつい生クリームカヌレを選んでしまいました^ ^
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こちらの足湯はドリンクなど注文すれば、無料で利用できます。
奥には中庭が見えるテーブル席もありました。
タオルをお持ちでない方も足湯に入れるよう、オリジナルタオルの販売もされています。
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《お芋とカヌレ 城崎足湯カフェ》
営業時間:9:30~17:30
※金、土、祝前日は19時まで
TEL:0796‐21‐9144
住所:豊岡市城崎町湯島86
instagramhttps://www.instagram.com/kinosaki.ashiyu.cafe/?utm_medium=copy_link
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泉翠日和
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スタッフ佐々木です。
以前から行きたいと思っていた日本三景天橋立へ行ってきました♪
城崎温泉からだと車で1時間半ほどで行くことができます。
調べてみると歩いて渡るのには片道約50分かかるとのことだったので 宮津の道の駅で自転車を借りて行くことにしました。
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途中のカフェ〈Tricot〉さんでモーニングをしてから天橋立ビューランドへ!
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ビューランドはリフトやモノレールで上り下りができて観覧車やメリーゴーランドなどの数種類の乗り物、キッズコーナー、レストランなどがあります。
私達は股のぞきをしたりサイクルカーへ乗ったり 飛龍観廻廊を歩いたりして景色を堪能しました。
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その後は松並木を通り抜けて傘松公園へ行けるケーブルカー乗り場の近くにある〈よし乃や〉さんでぶりしゃぶをいただきました。
今回は傘松公園へはいけませんでしたがまた桜の季節などに行ってみたいなと思いました♪
皆さんも機会があったら 天橋立の方まで足を伸ばしてみてくだい!
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若女将今月の一冊
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湊かなえさんの作品です。
「通過したつらい日々は、つらかったと認めればいい。
たいへんだったと口に出せばいい。
そこを乗り越えた自分に素直にねぎらえばいい。
そこから、次の目的地を目指せばいい」
亡き夫に対して後悔を抱く女性と、人生の選択に迷いが生じる会社員。
失踪した仲間と、ともに登る仲間への、特別な思いを胸に秘める音大生。
娘の夢を応援できない母親と、母を説得したい山岳部の女子大生。
コロナ禍、三十年ぶりの登山をかつての山仲間と報告しあう女性たち。
・・・日々の思いを噛み締めながら、一歩一歩、山を登る女たち。
頂から見える景色は、過去の自分を肯定し、未来へ導いてくれる。
山はよく人生に例えられますが、本当にそうなのか?
登らなければわからない素晴らしい景色や自然の偉大さに惹かれつつも、 人生の関係性を実際に確かめることはきっとなかろうと思います・・が、即行動の大事さに改めて気づかされました。
『いつか』はないかもしれない。 いつもの湊さんと思ったら大間違いのホワイト湊の作品です。
リアル登山は苦しいだろうと躊躇してしまう私ですが、リアルな描写の数々に自分が登って美しい景色をみたような感覚になれました。
これぞ読書の醍醐味ですね♬
話に出てくる女性たちが『山』を力にしてこれから先を見上げていくストーリーにはスキッとした爽やかな気持ちになりました。
どんなに今が大変でもそれは永遠じゃない、 必ず先はあると信じる、そこに向かっていく。一年の始まりに良い1冊でした。
山に興味がある方、『再生』のワードに惹かれる方、女性の様々な生き方をのぞいてみたい方、湊さんが好きな方に特におすすめします。
★★★☆☆