遅ればせながら新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。若女将の冨田歩です。
年末年始はどのようにお過ごしになりましたか？

城崎温泉では年始よりが降ったりやんだりを繰り返しています。
白く雪化粧をした山々がとても綺麗ですよ♪
さて、泉翠には今月よりネパール出身のシワコティさんが接客スタッフとして来てくれました＾ ＾

日本語を話すのはもちろん、字も上手でびっくりしました。
優しい笑顔が爽やかな青年です♪
ぜひ応援していただけると嬉しいです＾ ＾

『はじめまして。私はシワコティ トリブバンです。
ネパールから来ました。私の趣味は旅行とサッカーをすることです。
2022年1月16日から旅館 泉翠に新入社員として、入社いたしました。
これから皆さんにお会いできることを楽しみにしています。
困った事があってもあきらめずに前に進みます。
どうぞよろしくお願いします。』

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城崎NEWS
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インスタでみかけて気になっていったカフェ《TAS》へ行ってきました！
佐々木が紹介します。

駅通りにある「小宿縁」「Cafe&Bar 3rd （サード）」の左横、テラス席の中を通り抜けたらお店があります。
場所を間借りされているようでお店の外に《TAS》の看板はありませんでした。 お店を始められて1年半程経つそうです。

行った日にあったケーキは“いちごのタルト”と”ごまとチョコレートのタルト“の2種類でした♪日によってケーキの内容は変わるようですはコーヒーか紅茶を選べます。
イートインのスペースには大きな窓があり明るく、この日は雪景色を見ることができました。

焼き菓子はクッキーやパウンドケーキなどが5種類程並んでいました！
オンラインショップや出店販売、卸売りなどもされているようです。

TAS
豊岡市城崎町湯島219
080-3532-4176
11：30～(火・水曜定休)
https://m.facebook.com/pages/category/Local-service/TAS-102120401380057/

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泉翠日和
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改めましてあけましておめでとうございます。
城崎温泉 泉翠 スタッフの 岩井です。
年始初めてのお休みには泉翠のスタッフ３人で初詣に行ってきました。
城崎温泉の中心、御所の湯の隣、四所神社へ。
こちらの神社は古来より、城崎温泉の氏神・温泉の守護神として 信仰されてきました。

参拝しておみくじを。
三人それぞれに【大吉】【中吉】【吉】とまずまずでした。
私は中吉です。今年も私のペースでぼちぼち頑張っていきます♪

翌日は四所神社の向かいにある、老舗のお寿司屋さん《をり鶴》さんへ
私の大好きな鱈の白子ポン酢も食べられました♪
今年もまた一年頑張れます＾ ＾

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若女将の今月の一冊
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君嶋彼方さんの作品です。
圧倒的リアリティで「入れ替わり」を描く小説野生時代新人賞受賞作！

高校1年生の坂平陸は、プールに一緒に落ちたことがきっかけで同級生の水村まなみと体が入れ替わってしまう。
いつか元に戻ると信じ、入れ替わったことは二人だけの 秘密にすると決めた陸だったが、 “坂平陸”としてそつなく生きるまなみとは異なり、うまく“水村まなみ”になりきれず戸惑ううちに時が流れていく。
もう元には戻れないのだろうか。
男として生きることを諦め、新たな人生を歩みだすべきかーー。
迷いを抱えながら、陸は高校卒業と上京、結婚、出産と、水村まなみとして人生の転機を経験していくことになる。

コレめちゃくちゃ面白い！！
昔からよくある男女入れ替わり物語。
ですがこの作品が今までの作品と異なるのは、元の体に戻れず別人として生きていくこと。
結婚、更に出産まで！！入れ替わった当日のシーン。
寝起きに違和感を感じる高１男子（体は女性）
体はなんと生理２日目でパニック。
今までこんな生々しい入れ替わり物語は読んだことがありません。

非現実的な設定なのに、リアリティがすごくて、未来についての葛藤や苦悩、
外から見た家族の事、ジェンダーを越えて人としてどう生きていくかが描かれていました。 2人が健気で切なかったです。

自分以外の人生を生きなければならない。
自分が生きるはずだった人生を他人が生きる。
アイデンティティなんてないも同然。
大切な人に認識されない辛さ。

ジェンダーだったり、孤独だったり、生きているというだけで何かしらの
悩みを持っている人がほとんどだと思います。
どんな辛い状況でも生きていかなければならない。
失った物ばかり思っていてもしょうがない。
自分を生きるということ。自分の味方は自分。
そんな誰もの背中を優しく押してくれる作品でした。

運命共同体の二人の強い絆に感動しました。

デビュー作らしい粗削りな所も感じましたが、題材が面白くとても素敵な
優しさにあふれるお話でした。
長々と感想を述べてしまいましたが、先入観なく読んで楽しんでいただきたい１冊です。
入れ替わり物が苦手な方以外はぜひ！！

★★★★☆