2020.08.20
クスノキの番人
東野圭吾さんのファンタジーなお話でした。
大きな事件もなく淡々と進んでいくストーリー。
主人公の玲斗は、シングルマザーのお母さんを亡くし、仕事も続かずふとした出来心で犯罪をおかし捕まってしまう。
刑務所行きを回避するためにひきうけた『クスノキの番人』
夜になるとやってくる『クスノキ』へ祈念をしにやってくる人々。
クスノキってなに?番人ってなに?みんな何しに来てるの?って謎と、クスノキに関わる人たちの思い。叔母の千舟と関わって成長していく玲斗。
いつもの東野圭吾さんの感じとはちょっと違う印象。穏やかな温かい気持ちになった作品です。
最後にはちょっとホロリです。
★★★☆☆
城崎温泉 泉翠 冨田 歩