若女将読書『占』 | 読書ブログ | 城崎温泉 泉翠
2020.03.15
若女将読書『占』

今回オススメするのは木内昇さんの『占』です。

『占』木内 昇

若女将読書『占』

いつの時代なのか・・大正?明治?時代の女性の短編集。

7人の女たちの恋や仕事の悩みや希望が「占い」を軸に鮮やかに描かれています。

この昔の時代の独特の世界感も引き込まれるし、ちょっとしたホラー。

それだけじゃない清涼感。

人によっては陰気臭い!と感じるだろうなと思いつつ、一気読み。

時代も違えば、出てくる7人の女性の性格もそれぞれなのに、”なんかわかる!””いるよね!”と、うなずいてしまうのが楽しくて。

占いといっても、普通の占いから死者の言葉を聞く不思議なものまで様々。

女性心理の描写が上手で、不思議な世界にも浸れる。

私は彼女たちに明るい未来が見えたし、読後はなぜだか満足感でいっぱいになりました。

きっとこれ男性にはマッチしないかも。わかる~!が少ないと思うから。

ぜひぜひ!これを読んでどう思うか感じてほしい。

スッキリ派?モヤモヤ派?どちらを読み取るでしょうか。

城崎温泉 泉翠 冨田 歩

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