城崎温泉は志賀直哉をはじめ、島崎藤村や与謝野晶子ら多くの文豪との関わりも深く、文学のまちとも言われています。
そんな城崎温泉では「本と温泉」プロジェクトを立ち上げ、現代文学を代表する作家さんが、実際に城崎温泉に滞在をして、書き下ろした作品を城崎温泉限定で販売しています。
第4弾は『城崎ユノマトペ』です。パンダ銭湯、かおノートなどで人気の絵本作家<tupera tupera>さんによる絵本です。2/8(土)本日発売です。
下駄がモチーフの絵本をめくると蛇腹になっていて、長い一枚の紙(原画は和紙になります)に”切り絵”で城崎温泉の町並みが。その中には城崎ゆかりの人々が表現されています。志賀直哉や、本と温泉の作品を書いていただいた、万城目学さん、湊かなえさん、城崎に潜伏していたとされる桂小五郎など、探しながら楽しく見ていただけます。
そしてオトマトペ➝ユノマトペということで『カランコロン』『ドキドキ』 音や声などが絵の周りに表現されているのも<tupera tupera>さんらしさのある絵本です。
当館レセプションにて本と温泉シリーズ他作品も置いております。ぜひお手に取ってみてください。
また城崎文芸館には、今回の城崎ユノマトペの原画が特別に展示がされています。和紙ならではの雰囲気、鮮やかな色は思わずうっとりさせられます。ぜひ、足を運んでいただき、ご覧いただければと思います。
城崎温泉限定販売『きのさきユノマトペ』2,000円(税込)
本と温泉 公式HP
https://books-onsen.com/
城崎温泉 泉翠